[3711] 支配的な考え方へのお答え&私のお答えを待つ方へのお断りも兼ねて(FAQもかねます)
投稿者名: 山崎よしへら (ホームページ)
投稿日時: 2001年8月10日 05時47分
みなさまには申し訳ありませんが、私は今日から日曜くらいまで本業が忙しく、ほとんどレスはできなくなると思います。 今日も、時間を見て少しづつしかレスはできないと思います。 私にお答えを求めている方から先に対処していこうとは思いますが、場合によっては数日レスが遅れることもあります。ご容赦ください。
とりあえず、もう何度も触れた論点ではあるのですが、このアスナさんの考え方が、今日に入ってから書き込まれた方々の考え方を代表していると思います。 レスをつけさせていただきます。
>
うーん、もうダメかな。ここまで頑であると。 >
本当は、怒りのようなものも持っていますよ。でも冷静にご説明すると。 >>
「オマエらは感謝がたりん!」「もっと感謝しろ!」 > なにを仰いますか・・・・ > >
「充分感謝してるぞ・・」???????????????????? >
そんな人間が「BBSで裁判やるぞーウォー」と騒いだ?
まず、この「個人でやっているネオシティに裁判をやるというのは脅しと同じだ」という考え方について。 何度も言いますが、我々はネオシティとの間に何もない状態から敢えて争いを立ち上げイチャモンを押し通そうとしたのではありません。 これも何度も書きますが、ネオシティにはネオシティの削除権があり、我々は「当BBSのいかなる記事も削除するな!」と言っているわけではありません。実際に、我々自身の手で、削除すべき投稿はこれまでも削除してきましたし、そのような無茶苦茶なことを押し通すつもりはまったくありません。 ネオシティが「これは削除するべき」と考えたのならば、独自の削除権を行使して削除をされればよいのです。 ただ、その場合、「正当な手続き」=事前の通知等を踏んで欲しかった、と言っているのです。 中に、「無断削除は当然だ、事前の通知なんて必要ない」と仰る方がいます。 では、なぜネオシティはBBSの中の他人の投稿を削除できるのでしょうか。 BBS、それを動かすプログラム、それが動いているHDDがネオシティのものだからでしょうか。 そうではありません。 ネオシティが違法な記事をそのままにしておいた場合、ネオシティは、例えば名誉を毀損された被害者などから、「BBSレンタル事業者であるのに違法な書き込みを放置した」として賠償責任等を追及されるおそれがあるからです。 「危険」を自らの手で振り払う権利として、本来は「発言の自由」を守られるべき「他人の投稿記事」をネオシティの手で削除できるのです。 逆にいえば、ネオシティは、この「自らの危険を振り払う」という目的においてのみ、削除権を行使することが可能です。これが、発言者の「表現の自由」と、それを押し通されてしまった場合にネオシティが引っ被ってしまういわれなき「法的責任」をうまく解決する手段です。 ここでは、「ネオシティ」の権利と「発言者」の権利が衝突していますが、双方に以上のような権利が認められます。 では、具体的に、この衝突するふたつの権利は、どのように調整されるべきでしょうか。 まず、「発言者」の有する「表現の自由」は憲法上、精神的自由権として、原則、侵してはならぬものです。そして、「ネオシティ」の有する「削除権」は、それを侵そうとするものです。これは、どちらの権利がエライとか、「表現の自由」は絶対的なのかとかそういう話ではありません。 双方の衝突場面を考えるうえでの、基本的な構図の問題です。 従って、”本来”ならば、削除されるべきでない、侵されるべきでない権利を侵害される「発言者」は、事前に反論、弁明の機会を与えられるべきです。 これは憲法解釈上、ほぼ異論のない考え方といってよいと思います。 「ネオシティ」は自らの身を守るために、削除権を行使できなければオカシイ。だけどそれは他人の「表現の自由」を侵すものだから、事前に通知を受ける権利はあるし、それは削除権を行使する際の「正当な手続き」として、削除権者が行わなければならない義務である。そう言う風にいってよいと思います。
そして今回、ネオシティが行われた削除行為は、事前に発言当事者にすら事前の通知はなく、上の基準から逸脱するものでした。 削除自体は7月6日に行われたと記憶していますが、それと同時にこの削除措置について「ネオシティへの異論は認めない」と掲示され、さらに同日中だったと思いますが、「今後、BBS上での○○氏に関する発言は一切認めない」旨も掲示されました。これが、上に書きました法によって「削除権者」に求められる「義務」とどれだけ反するものかは明らかです。 一方的に削除を行われた上に、「話し合う余地はない」という意味のことまで上のように書かれ、さらに今後、一定の内容については発言さえ禁じるという。 これを見た寺澤が、ネオシティに「原状回復」を求めるには法的手段やむなし、と本館BBS上で原告募集の告知を出したものです。 これも何度も書きましたが、ネオシティには物理的な削除システムが備わっている一方、我々は当該投稿を復活させるすべがありません。本来的にネオシティは強者であり、利用者は弱者です。民法に借地借家法という法律がありますが、これは大家による一方的な契約の解除=借家人の追い出しなどに法律によって制限をかけています。これは、借家人は本来的に大家との関係では弱者であり、何の制限もなければ、いつ何時大家から出て行けといわれるかもわからない不安定な地位に置かれるためです。 「削除」というものを巡っての、ネオシティと利用者は同様の立場に立ちます。 しかも話し合いすら拒否された掲示が出されているなかで、我々は「原状回復」を果たすには法的手段をとるよりないと原告募集の行動に出たわけです。
このような場合においても、それは「表現の自由」を単に押し通しているだけであり、それは権利の濫用だと仰る方もいるようです。 裁判に訴えることは、やはり脅迫と同じであると。 それならば、そう仰る方にお聞きしたいのですが、あなたがたはいったいなぜ何者の許可もいらず、自由な内容でHPを設置したりBBSを設けたりできるのか。 それは憲法が「表現の自由」「言論の自由」を保障しているからではないのですか。 北朝鮮のような全体主義国家やいくつかの独裁的な政治体制の採られている発展途上国においては、そもそもそのような自由すら認められていません。 それらの国の中では、「報道」とは国の発表を伝えることしか意味しない国もたくさんあります。 その中で、日本は曲がりなりにも憲法のもと、そうした自由が認められている。 何の心配もせずに、みなさんはHPを持てるし、BBSだって設置できるし、書き込みだって気兼ねなくできる。 人間がこうした「自由」を獲得するまでには、呆れるほど長い時間がかかりました。 ここに至るまでには、多くの人の苦労が積み重なってきています。 それなのに、なぜ、そのようなHPを発表する行為、BBSに発言する行為を侵す行為が為された場合に、「私ならそれは我慢する」とか「それは管理者の当然の権利」とか言われる方がいるのかが、私にはわかりません。 「BBSの発言くらい削除されてもいい」という方は、ご自分で開かれているHPがプロバイダなどによって、問答無用で削除されても「しょうがない」ですませるのでしょうか。 「私なら済ませる」という方は間違っています。 それは、自分の手で回復しなければいけないのです。 勝ち取らなければいけない自由です。 そうすることによってしか、我々の自由というものは守られません。 ネオシティという、管理経験も豊富なはずの事業者が誤った行為をされてしまった。 ネオシティは、その結果の責任をとられるべきです。原状回復という手段を以て。 しかし異論は認めないと言う。 我々は、誰がなんと言おうと法的手段に訴えるべきだと思っています。 |
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