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速度規制を正当化するためのウソ

免許を取って最初の数回なら、「なるほど」と納得して聞くかもしれないが、免許の更新や違反が累積したとき聞かされる講習はおそろしく退屈だ。交通安全協会の講師は、ひたすら悲惨な事故で講習者を脅し、ハイドロプレーニング現象とペーパーロック現象を説明してみせて、何とか講師の威厳を保とうとしているようだ。

そして、しばしば聞かされるのが、速度規制を守るクルマと守らないクルマを走らせたら、ほぼ同じに到着した、というまるで科学的な実験をやったかのような説明。本気にする講習者もいるようなので動画を作ってみた。

たしかに信号2~3区間なら、こんな状態もあり得るが、彼らの説明が事実なら、この状態が延々と続かなければならない。

非現実的な制限速度を正当化するためのウソは、いい加減にして欲しいものだ。