検乙2号証
様式第46号(刑訴第198条)
(甲)

供述調書

本籍神奈川県横浜市港北区大豆戸町***番地

住居横浜市金沢区富岡西3丁目18番9号

グランデュール富岡201号室 (電話045−776−0086)

職業会社員 (電話045−575-****)

氏名 野村一也 昭和40年2月25日生(38歳)

上記の者に対する業務上過失傷害被疑事件につき,平成16年2月6日神奈川県加賀町警察署において,本職は,あらかじめ被疑者に対し,自己の意思に反して供述をする必要がない旨を告げて取り調べたところ,任意次のとおり供述した。

1 自分の意思に反してまでは言いたくないことを言わなくても良いと説明されましたが、先程も説明されましたので、その意味についてはよくわかりました。

2 私の運転する車と、原付自転車の接触事故がありましたので、その事について詳しくお話しいたします。

交通事故の詳しい日時や場所は、ただいま取調べの警察官から

平成16年2月6日午前8時0分

横浜市中区本町5丁目49番地先路上

と説明されましたが、間違いありません。

事故のあった場所は、信号機のある丁字路交差点です。

私は元町方面から桜木町方面に向け片側3車線の右側車線を、自分の所有する車

横浜333て3939号 ホンダC R−X

を運転し、左道路から進行してきた原付自転車とぶつかりました。

相手の原付を運転していた人が怪我をしたと相手の人が言っていました。

3 当時私は自宅から、横浜市鶴見区にある会社まで、先程言いました車を運転し出勤途中でした。

私の車に同乗者はおりませんでした。

事故前は、特に考え事や心配事もありませんでした。

生まれてから現在までに特に大きな病気にもかかっていませんし、薬も飲んでいません。もちろんアルコールも飲んでいません。

私の運転していた車は、昨年の3月に新車で購入してから乗っていますので、ハンドルやブレーキの故障はなく、この車に不慣れであるという事もありません。

4 交通事故の場所は、通勤でほぼ毎日通っている道です。通る時間もほぼ一緒で、他の車の通行量はいつもに比べると少なめで、私の進路遠方の100メートルくらい先には、私と同じ方向に進行する車が数台いた程度でした。

天候は晴れで、道路はアスファルト路面で平坦な乾燥していました。

青色直進矢印信号を見た地点からの前方の見通しは良好で、500メートルくらいは楽に見通せました。

5 交通事故の状況は、今回の交通事故のあった交差点付近は左折専用車線があるので片側3車線なのですが、交差点の手前は片側2車線になっており、2車線のうちのやはり右側を時速約50キロで走っていました。事故のあった交差点から、1つ手前の交差点は青信号でしたので停止せずに通過しました。

このとき本職は、平成16年2月6日、司法警察貞警部補千葉増実が作成した、実況見分調書交通事故現場見取図略図を供述人に提示し、説明を求めることとした。

この図面は先程私が交通事故現場で説明したとおりに書かれていますので、この図面に沿って説明します。


原本ではこの位置に図面はありません。

以上が状況です。

説明を付け加えますと、@地点のときに見た地点の信号機は直進青色矢印と、左折青色矢印が表示していました。そのまま進行して、停止線の手前あたりで交差する道路の左側である、弁天橋方面から、相手の原付自転車が交差店内に入ってきたのです。そのとき私はA地点で、相手が地点でした。私は危ない、ぶつかると思いハンドルを左に甲りながらブレーキを踏んだのですが、回避できないと思い今度は逆にハンドルを右に切りました。

このときもブレーキは踏んでいます。

そして相手の原付は私の車の存在に気が付いたと思いますが、減速して地点に転倒し、止まったのを認めました。ですがB地点のときに転倒した相手の原付自転車に接触して、私は対向車線側のC地点に止まりました。

私が停止したときに前方の歩道付近には、歩行者が3人いました。その人たちは歩行者用信号が青色に変わって、まさに横断しはじめようとしていました。その人たちは、当初の私の進行方向に向かって、右側から左側に向け横断歩道を横断しようとしていた人でした。

3人のうち1人は1歩踏み出したくらいのタイミングで、私の車にびっくりし、しりもちをつきました。他の2人は、まだ歩道に立ったままでした。

6 事故後の措置は、まず車を歩道上に自走し移動してから、車を降りて先程言いました歩道付近の3人の方に大丈夫ですかと声をかけました。

その後相手の原付自転車の方を見ますと、自分で立ち上がり原付自転車を起こし、アイランドタワーというオフィスビルのある歩道の方まで押していくのが見えました。

私はその光景を見て、相手の怪我の程度は打撲程度と思いました。そして横断歩道を渡り、相手の原付を運転していた人がいる方向へ歩いていきました。相手の人は自分の携帯電話でどこかに電話していました。相手の電話が終わり、相手が私に警察を呼びましたかと聞いたので、私はまだと言うと、相手は警察に電話し始めたようでした。

相手に怪我は大丈夫ですかと尋ねたときに、相手の左足膝付近が破れており、彼はズボンをめくって擦り傷があるところを私に見せました。

相手の原付自転車を運転していた男性は山*幸*さん32歳であると、取調べの警察官に説明等されてわかりました。

7 交通事故の原因は、相手の山*さんが、見切り発進したことだと思います。

事故後に相手の山*さんに対して見切り発進でしょと問いただすと、山*さんは、違う、青だと言っていました。

しかし、私は、青信号で交差点に進入しており、山*さんが飛び出してくることは予見不能であったと思います。

また、私は、山*さんを回避するために、適切な車の操作を行ったつもりですが、第三者を交通事故に巻き込みそうになり、大変怖い思いをしました。

8 相手に対する気持ちですが、怪我という結果については、お互いの過失の度合いによって責任を負わなければならないと思いますが、山*さんには本当のことを言って欲しいと思います。

9 示談は、自賠責保険の範囲で行いたいと思っています。

10 私の車が横断歩道付近に止まったとき、前にいた歩行者3人には全員に私の名刺を渡しました。そのうちのしりもちをついた人には、私が信号機の色について証言してもらえるように、住所氏名等を聞いて自分のメモ帳に控えておきました。
私のメモ帳には 中区海岸通5−25−2 佐***憲 090-8*2*-6*1* と書いてありますので、警察でこの人に交通事故の状況を聞いてください。

11 私が交差点に進入したときに信号表示が直進青色矢印を示していたということは、3人の歩行者が青信号をわたりはじめようとしたことによって立証可能であると思います。ただし、本日は警察官の都合により私の供述をまとめることができないため、後日お話ししたいと思います。

野村一也

以上のとおり録取し閲覧させたところ誤りのないことを申し立て署名をしたが、押印については必要ない旨を申し立て拒否した。

同日

神奈川県警察加賀町警察署

司法巡査高橋正人