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6月08日 11:45
業務上横領疑惑:
福井県交通安全協会の前課長から事情聴取


 社団法人福井県交通安全協会(川崎巌会長)の会計を担当していた前総務課長(66)=元県警厚生課長(事務職)=が収益事業積立金のうち約2億3800万円を着服したとして懲戒免職になった問題で、県警は8日午前、うち約600万円について業務上横領の疑いで前課長から事情聴取を始めた。容疑が固まり次第、逮捕する方針。同日中にも福井市内の協会と前課長宅などを捜索する。

 調べでは、前課長は協会の収益事業積立金の預金口座から約600万円を引き出し、私的な商品先物取引に流用した疑い。内部調査などから前課長は同様の手口で、96年から昨年12月までの間、1回につき数十万〜数百万円程度の着服を繰り返していたとみられる。前課長は1人で通帳や印鑑を管理していた。県警は裏付けが当面可能な600万円の横領容疑を突破口にして全容解明を目指す方針。 【川口裕之】

[毎日新聞6月8日] ( 2002-06-08-11:46 )