サンフランシスコには、市の交通局が設置したバイク専用の路上駐車場がいたるところに整備されている。

一部はバイク専用のパーキングメーターとなっているが、多くは無料でとめることができる。

サンフランシスコにかかわらず、欧米都市ではバイク用の路上駐車スペースが整備されている。それらを整備するのは例外なく地方自治体、つまり市区町村だ。

日本には欧米のような地方自治体が設置するバイク用路上駐車場がたったの１台分さえ存在しない。また、警察もバイク用のパーキングメーターを作る気はさらさらない。

このように、ライダーには合法的な駐車手段があたえられないまま、2006年に駐車監視員を導入しての取締り強化が全国一斉に実施された。

なお日本では、警察の権限があまりにも強大であるため、地方自治体が独自の路上駐車場を整備することはできない。