P1
駐車場は誰のもの?
羽田空港の駐車場は、国が保有する土地の上に空港整備特別会計などの税金と投じて建設されている。 つまりオーナーは国である。
こうして国の土地に空港利用者が払った税金で建てられた駐車場ビルは、透明性と公平性が確保されることなく、随意で(財)空港環境整備協会と日本空港ビルデング株式会社にゆだねられている。
P2
ボロ儲けの構造
国の財産には、山林や公園などのように収益の上がらないものと、駐車場のように収益の上がるものの2種類がある。
しかし、現在の法律に おいては、これを区別することなく単価が決められている。
つまり 収益の上がるものと上がらないものとが同じ土俵におかれるわけだ。
  秘匿される料金収入
  台数 建設費 使用料 料金
収入
年間 1台あたり月
P1 2,351 150億 9.53億円 3万3775円 非公開
P2 2,352 150億 9.59億円 3万3979円 非公開
P3 2,459 100億 9億円 3万0500円 非公開
P1とP2の数字は、週間ポスト(2003年2-3月)の記事より。
P3
大きなサヤ
地方自治体の保有する財産では、管理だけを委託して、料金収入を自治体の財源とすることが可能だ。一方、国有財産にはそうした考え方も法制度が存在しない。
収益性を度外視した使用許可の単価設定と、民業圧迫をタテにした民間並み料金設定が『大きなサヤ』を生み出している。
P4
責任転嫁
単価の計算方法は財務省が決めている。→国の庁舎等の使用又は収益を許可する場合の取扱の基準について( 第2建物の使用料)
問題なのは、各財産を所管する省庁が、収益性を勘案しない財務省の計算式を盾にして「財務省が決めた」と責任転嫁をしていることだ。
まぼろしのP5
全国プール制の空港駐車場
(財)空港環境整備協会は、空港ごとの料金収入を発表しておらず、情報公開請求も受け付けない。東京航空局も空港ごとの料金収入を把握しようとしない。東京航空局の管理課職員がいうには、全国の駐車場を運営しなければならならず、なかには儲からないものもある。だから個別料金収入はとらないのだそうだ。

(財)空港環境整備協会が直営する駐車場

北海道
新千歳空港|釧路空港|函館空港
関東・東北
仙台空港|三沢空港|東京国際(羽田)空港
中部
新潟空港|小松空港
近畿・中国
大阪国際(伊丹)空港|米子空港|広島空港
四国
徳島空港|高松空港|松山空港|高知龍馬空港
九州
福岡空港|長崎空港|熊本空港|大分空港|宮崎空港
  1. 羽田空港駐車場P1
  2. 羽田空港駐車場P2
  3. 羽田空港駐車場P3
  4. 羽田空港駐車場P4
  5. 羽田空港駐車場P5
  6. 赤坂公共駐車場(東京)
  7. 西新宿第四駐車場
  8. 東京都第一本庁舎駐車
  9. 東京都第二本庁舎駐車場
  10. 都庁前駅駐車場
  11. 羽衣・伊勢佐木地下駐車場(横浜)
  12. ポートサイド駐車場(横浜)
  13. 山下公園駐車場(横浜)
  14. 山下町公共駐車場(横浜)
  15. 石川町駅北口駐車場(横浜)
  16. みなとみらい公共駐車場(横浜)
  17. 海の公園駐車場(横浜)
  18. 八日町夢街道パーキング(八王子)
  19. 北一条地下駐車場(札幌)
  20. 長島地下駐車場(青森)
  21. 平和通り地下駐車場(福島)
  22. 泉町駐車場(水戸)
  23. エキパ(静岡)
  24. 大曽根国道駐車場(名古屋)
  25. くすの木パーキング(四日市)
  26. 桜橋駐車場(大阪)
  27. シャレオ駐車場(広島)
  28. 松山市役所前地下駐車場(松山)
  29. はりまや地下駐車場(高知)